社会保険労務士の試験を受けようとする前に

社会保険労務士が就職や開業に有利そうであることが感じ取れたら、社会保険労務士の資格を取得したいというモチベーションも一気に倍増することでしょう。

社会保険労務士になるには、国家試験の受験をはじめいくつかの方法があります。
ただし、試験以外の方法は、特定の資格を満たしている場合に限定されるため、大部分の志望者にはとんと縁がありません。
社会保険労務士になるには、試験を受けて合格することを最初からにらんだほうが正解です。

社会保険労務士の試験は、毎年8月の第4日曜日に実施されます。
この試験を受けて合格し、それから「全国社会保険労務士連合会」の事務指定講習を受けて修了すると社会保険労務士として登録することができます。

ただし、この試験は実は誰でも受けさせてもらえるわけではありません。

社会保険労務士の試験の「受験資格」はかなりややこしい区分になっています。
職業による受験資格としては、他の法務に関する資格を求める場合(行政書士や司法書士等の資格を持っている)
あるいは労働組合や公務員としての勤務経験を求める場合がありますが、これから社会保険労務士になりたい人たちがそんな条件にあてはまることが多いとは思えませんね。

社会保険労務士試験の受験資格の最大のカギは、学歴です。
大学や短大、そして高等専門学校を卒業しているか、一部の専修学校を修了していないと受けられません。
つまり、高卒までの学歴しかない場合は受験することができないわけです。
高卒の人がどうしても社会保険労務士試験を受けたい場合は、「通信制度を利用して短大にでも入って2年我慢する」といったことをしないといけません。
逆にいえば、「2年くらいかけて勉強をはじめ準備をする」といったこともできるのですが。
または、行政書士のような受験資格の制限のない資格をとってから受けることも考えられます。

社会保険労務士の試験はこれまでにも、随時さまざまな変更が入ってきましたから毎年受験をする前に、それまでと何か変わっていることがないかひとりひとりが確認をすることが大事です。
もちろんスクールや通信講座を使っていれば、最新情報を教えてくれるでしょうからその意味でおくれをとることはまずないでしょう(その意味でも独学は不利ですね)。

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