社会保険労務士という資格の裏側

社会保険労務士の資格をとることが、就職や独立に向けて大きな武器になることは今さら繰り返すまでもないことかもしれませんが、それでは社会保険労務士は、どんな資格なのでしょうか。

社会保険労務士の資格のことをよく知らない(でも、その資格が役に立ちそうだから知りたい、そしてよさそうだったらチャレンジしてみたい)という人たちもかなり多そうですから、ここで社会保険労務士の資格の概要を述べておきましょう。

社会保険労務士の資格は、意外と短い歴史しかないもので、まだ40年と少しくらいしかありません。
しかもその期間中かなり地味な資格として世間から遇されていたため、社会保険労務士のことをまだほとんど理解していない人たちがおびただしいくらい残っているのが現状です。
社会保険労務士は、現在の日本に無数にある資格の中でも、狙い目に入るといわれるのはそのためでもあります。
「士業」と呼ばれる法律の専門家を中心とした資格の中でも社会保険労務士はまだ満たされていないニーズが多く残されていますし、近い将来に社会保険労務士が余ってしまうような恐れがあるわけでもありません。

社会保険労務士のテリトリーは、労働者にかかわりの深い社会保険制度全般についてです。
社会保険の中では、「雇用保険」「健康保険」「年金保険」が特に三つの巨大な柱といってもよいでしょう。
それらに追加して大事なのが、労働者の権利を保護する目的で運用されてきている「労働法」ですね。
社会保険労務士は、これらの社会保険制度の円滑な運用を促進する役割を国家から背負わされているといえますし、また労働者ひとりひとりにとっては、各自の権利等を保護してくれる存在でもありますし、そして労働者を雇用している企業にとっては、法律上間違いのない手続きを行う手助けをしてくれることを期待されています。

社会保険労務士は、労働者を取り巻く制度がどんどん変えられている今は本当に出番が多い資格で、だいぶ前からどこの企業も、従業員を雇うときにその制度の変化についていけなくなっています。
社会保険労務士は社会からものすごく頼りにされている資格なのです。
ここに、社会保険労務士になることが推奨される最大の理由があるでしょう。
社会保険労務士はしばらくの間、仕事をたくさん回してもらえるわけです。

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